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5日の米国株はまちまち、ダウは5日続伸 アルファベットは有力AI技術者の退社で4%超安

Photo by Arturo Añez on Unsplash[写真拡大]
5日の米株式市場は、主要株価指数が最高値を更新する急騰を演じた後、まちまちとなった。ダウ工業株30種平均が5日続伸する一方、S&P500種株価指数とナスダック総合指数は下落した。
ダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前日比263.24ドル(0.49%)高の54349.12ドルだった。一方、S&P500種株価指数は12.97ポイント(0.17%)安の7,723.55ポイントとなり、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は221.55ポイント(0.83%)下落して26,363.43ポイントと、相対的に振るわなかった。
グーグルを傘下に持つアルファベット株は、AI部門の経営体制刷新と有力AI技術者の退社が発表されたことを受け、約4%下落した。
グーグルのチーフサイエンティストを務めてきたジェフ・ディーン氏は、約27年間在籍した同社を退社し、AIを活用して科学・工学研究の自動化を目指す新興企業「ディスカバリー・ループ」を共同設立する。共同創業者には、グーグルのシニアフェローであるサンジェイ・ゲマワット氏、グーグル・ディープマインドの研究担当副社長だったオリオール・ビニャルス氏、グーグル・ブレイン共同創設者のクオック・レ氏が名を連ねる。グーグルは新会社の創設時の投資家およびクラウドパートナーとなる。
グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)はブログへの投稿で、「素晴らしい27年間を経て、ジェフ・ディーン氏は今、新しいことに挑戦したいと考えている。当社はそれを支援できることをうれしく思う」と述べた。発表を受け、アルファベット株は米東部時間午後1時39分時点で4%以上下落した。
同時に、グーグル・ディープマインドのデミス・ハサビスCEOは日々の業務運営から退き、同部門の会長とアルファベットのチーフサイエンティストに就く。ハサビス氏は「今こそグーグル・ディープマインド(GDM)の日々の業務運営に関する責任を引き継ぐ適切な時期だ。そうすることで、全体像に集中し、今後起きることに対して自分の能力を最大限に生かして影響を与えるための時間と余裕を確保できる」と述べた。
グーグル・ディープマインドの最高技術責任者だったコライ・カブクチュオール氏は同部門の上級副社長に昇格し、日々の業務運営を担う。CEOの肩書は使用せず、ピチャイCEOに直属する。アルファベットのチーフAIアーキテクトも引き続き兼務し、Geminiモデルの開発を統括する。
地政学情勢を巡っては、ホルムズ海峡の通航再開に向けた合意が前進しているとの見方から、5日の市場で楽観的なムードが広がった。
米財務省は同日、イラクの航空会社フライ・バグダッドと、その別称であるイラク・エクスプレス、同社に関連するボーイング737型機2機を制裁対象リストから除外した。これらは、イラン革命防衛隊の対外工作部門であるコッズ部隊との関係を理由に、2024年に制裁対象となっていた。米財務省当局者は、フライ・バグダッドが制裁対象となる行為に対処し、事業運営を大幅に変更したためだと説明した。
同当局者はまた、制裁解除はイラン政府や革命防衛隊などに対する米国の政策変更を示すものではなく、湾岸地域での敵対行為終結に向けた米国とイランの交渉とも無関係だと述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は、米国がイランと「非常に良好な協議」を進めており、ホルムズ海峡の通航再開に向けた合意が間もなく発表される可能性があると述べていた。
トランプ大統領は4日夜、記者団に対し、「多くの進展があった」と述べ、この重要な航路は「間もなく開放される」と語った。
ただ、トランプ大統領は「もし彼らが再び手を引けば、極めて厳しい攻撃を受けることになる」と改めて警告した。
これに先立ち、スコット・ベッセント米財務長官は4日、合意に達する可能性について楽観的な見方を示した。
イランが表明しているように、船舶の通航に料金を課すことが認められるのかと問われたベッセント長官は、具体的には答えなかったものの、合意によって同海峡で航行の自由が確保されると述べた。その上で、「ここ数日も情勢はなおやや不安定だが、現在でもかなりの数の船舶が海峡から出てくるのを確認している」と語った。
※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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