NYの視点:FOMCタカ派据え置き、9月の利上げ観測強まる、市場動向も政策のひとつに=ウォーシュFRB議長

2026年7月30日 07:56

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記事提供元:フィスコ

*07:56JST NYの視点:FOMCタカ派据え置き、9月の利上げ観測強まる、市場動向も政策のひとつに=ウォーシュFRB議長
連邦公開市場委員会(FOMC)は28日、29日に開催した会合で市場の予想通り、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を3.50-3.75%に据え置く事を決定した。9対3での決定で、ハマック米クリーブランド連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ローガン米ダラス連銀総裁の3メンバーが利上げを主張し、FOMCの据え置き決定に反対票を投じた。ウォーシュFRB議長下で初の前回会合では、全会一致で政策据え置きを決定しており、3メンバーの反対で、タカ派的な据え置きに傾斜したととれる。

さらに、声明で、雇用は「労働力ペースと同水準に伸びている」、経済も「活動は、堅調なペースで拡大」と順調な動向との判断を明らかにした一方、インフレでは、「一部燃料ショックの影響で、高止まり」との見解で、「物価安定を果たす」姿勢を再表明したこともタカ派的。

ウォーシュ議長は「市場動向は完璧なソースではないが、利用価値がある」とし、FRBではなく市場がプレーヤーになるべき、と市場動向を経済への手段のひとつとする考えを示唆した。「債券市場は経済が強く安定していることを示唆している」と指摘。「FRBはためらわない」との姿勢で、サプライショックなどの場合、利上げも躊躇しない姿勢を示した。さらに、ガイダンス欠如は市場のサプライズが目的ではないと説明した。

結果を受けて米短期金融市場では9月FOMCでの利上げが63%近く織り込まれた。《CS》

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