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中古マンション再生販売最大手:インテリックスHDは、中計でも「首座堅持」とした
インテリックスHD(463A、東証スタンダード)。中古マンション再生販売業最大手。2005年4月、インテリックスとして上場。25年12月1日にインテリックスの単独株式移転で持ち株会社として再上場。25年は1995年創業から、創立30周年に当たる。
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収益は順調。インテックスとしての24年5月期「3.6%増収、31.3%営業増益、19円配」-25年5月期「4.9%増収、156.3%増益、46円配」。そしてインテリックスHD初年度となる今26年5月期は「25.9%増収(564億1500万円)、4.7%増益(24億9800万円)」計画。
俊成誠司社長は、インテリックス時代の22年9月雑誌:エコノミストの編集長インタビューに対し足元事業の特性、今後の方針をこんな風に語っている。
「自社で中古マンションを仕入れリノベ(ーション)を施し、価値をあげて再販する。売上高の7割を占めている」。
「周知の通りリフォームは、修繕のイメージ。対してリノベは住む人のライフスタイルに合った間取り・空間に変えていく。かつては1000万円のマンションに500万円のリノベはどうなんだ、という見方があった。が金融機関の姿勢が、リノベマンションの価値を評価し融資を提供するようになり広がった」。
「いまは仕入競争が激化している。市場データを分析し月に2500~3000件程度集まる情報の中から、100件程度をコンスタントに仕入れている」。
「仕入案件は、例えば駅チカ物件。新築価格の上昇で供給量が減っている。中古でもしっかりリノベした物件は資産価値が認められてきている。中古の成約件数が新築の供給戸数を2016年から6年連続で上回っている。不動産業界のデータでは首都圏の中古マンション価格は過去10年で1.7倍に上昇した」。
「当社の販売価格は平均2300万円。購入層は40歳代が多い。最近では共稼ぎで高収入のパワーカップルが増えている。今後は5500万円から6000万円の高価格帯を増やしていく考えだ」。
「新規事業にも、前向きに取り組んでいる。リースバック事業を始めて5年になる。住みながら資金ニーズがある人も多い。高齢者が施設に移る時の資金にも対応できる」。
全国保証(7164、東証プライム)との業務提携の交渉が始まっている。物件仕入や資産流動化事業の拡大などでの相乗効果を狙った展開だ。
時価は980円水準。12月1日の高値985円ゾーン。新年早々に発表した至31年5月期中計は「売上高800億円、経常利益35億円」と、「斯界トップの座は堅持」と発信した。(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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