埼玉のイオンモール羽生、今秋から順次リニューアルへ 新規19店が登場

2025年11月21日 13:24

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 埼玉県羽生市の商業施設「イオンモール羽生」(羽生市川崎)が、2025年秋からリニューアルに入り、2026年1月までに新規出店19店を含む25店を刷新する。2023年に先行オープンしていた屋外の広場一体型商業施設「HANYU noNIWA」にスーパー銭湯「ユブネサウナパーク」が出店、フルオープンする。

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 HANYU noNIWAは、広さ約1,000平方メートルで、噴水がある芝生広場と大型アウトドア専門店の外部棟を配置して先行オープンしていた。誰でも気軽におふろとサウナを楽しめるスーパー銭湯が登場し、全施設が整う。

 施設の外観は18年ぶりに全面刷新された。これまでの茶色とベージュを基調にした色合いを改め、羽生市の伝統工芸「武州正藍染・青縞」の藍色を採用して明るくモダンな感じに仕上げている。フードコートは約170席増やして約1,170席に。幼児を連れた家族連れが食事できるファミリーダイニング席や遊具、ベビーカー置き場を新設した。

 新規出店は、ラーメンの「丸源」、ステーキ・ハンバーグの「ブロンコビリー」、屋内型子どもの遊び場「ちきゅうのにわ」、ファッション雑貨の「ラックラック」、ソフトクリームの「千本松牧場」、インテリア・雑貨の「ニトリデコホーム」、グッズ・鞄の「サックスバー」など。移転・改装はメガネの「ゾフ」、ヘアカットの「QBハウス」など6店。一部は既にオープンしている。

 イオンモール羽生は2007年の開業。23万平方メートルを超す広い敷地に建てられた3階建て施設の総賃貸面積約9万平方メートルに、約200店が入居するほか、施設自体を一つの公園に見立てて新たなライフスタイルを提案し、地元の埼玉県だけでなく、群馬県や栃木県などからも買い物客を集めている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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