調布の仙川駅前に新商業施設「フォレストスクエア仙川」、12月9日開業へ

2025年11月19日 17:40

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フォレストスクエア仙川の開業イメージ(カワタケ発表資料より)

フォレストスクエア仙川の開業イメージ(カワタケ発表資料より)[写真拡大]

  • フォレストスクエア仙川の開業イメージ(カワタケ発表資料より)

 東京都調布市の京王仙川駅前で新商業施設「フォレストスクエア仙川」(調布市仙川町)が、12月9日にオープンする。地元の不動産会社カワタケが開業する施設で、オープン時に9店、2026年1月以降に7店が登場、地域のくつろげる場所を目指す。

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 建設場所は仙川駅から北へ歩いて2分の日向通り沿い。鉄骨3階建て延べ約6,000平方メートルの施設に飲食、物販など計16店の出店が決まっている。約50台分の駐車場と約90台分の駐輪場も用意する。

 出店するのは、12月9日に横浜市で人気のカフェ「ハウス・メイド」、多摩地区初出店となるカステラの「デ・カルネロ・カステ」、カフェの「スターバックス」、メガネの「ゾフ」、回転寿司の「匠のがってん寿司」、焼肉の「京都焼肉天檀1965」、イタリア料理の「ボナペティート・パパ」など。

 2026年1月以降には、食料品店「サカガミ」の新業態となる飲食店「レピスリー・サカガミ」、サラダ専門店の「クリスプサラダワークス」、寝具の「フランスベッド」などが追加出店する。

 この場所がかつて雑木林だったことにちなみ、植栽を多くして緑を強調するほか、中庭を設けて来店客の憩いの場所にする。施設は街並みとの調和を考え、低層建築にした。カワタケの川原洋平社長は「最近の商業施設は箱型が多いが、あえて共用部分を多く取り、来店客がくつろげるようにした」とコメントしている。

 カワタケは調布市仙川町に本社を置き、地域内でまちづくりをデザインする商業施設や賃貸マンションなど8施設を展開している。フォレストスクエア仙川はまちづくりのピースを完成させる最後の施設で、地域のにぎわい創出も狙いに加えている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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