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東京ワールドゲート赤坂、第2期工事が完成 ホテルや商業施設が今後開業へ
森トラストとNTT都市開発が東京都港区で進めていた国家戦略特区の新街区「東京ワールドゲート赤坂」(港区赤坂)で、第2期工事が完成した。高さ210メートルの赤坂トラストタワーを囲む広さ5,600平方メートルの大規模緑地や、敷地内の歩行者用通路が仕上がり、全工程を終えた。赤坂トラストタワー内のホテルは今冬、商業施設は来春以降に順次開業を予定している。
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東京ワールドゲート赤坂は、旧赤坂ツインタワーの本館と東館跡など約1万8,000平方メートルに整備された国家戦略特区の新街区。超高層ビルの赤坂トラストタワーを中心に、NTT赤坂ビル、旧赤坂ツインタワーの新館を改名したATT EAST(エーティーティー・イースト)で構成し、延べ床面積約24万平方メートルに上る。
このうち、赤坂トラストタワーは鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート地下3階、地上43階建て延べ約21万平方メートル。地下は駐車場とリムジンバス停留所、低層階の1~3階に商業施設とクリニック、歴史文化発信施設、中層階の3階と5~36階にオフィス、高層階の38~43階に米スターウッド・ホテルズが運営するラグジュアリーホテル「1 Hotels(ワン・ホテルズ)」が日本初進出する。
東京ワールドゲート赤坂は、再開発が続く虎ノ門エリアで国際ビジネス拠点として世界と日本をつなぐゲート機能を担うとともに、イノベーションを生む快適なオフィス環境を目指して工事を進めてきた。
2期工事で整備した大規模緑地には、生物多様性に配慮したビオトープや潤いのある水辺テラスなどを設け、働く人たちの心が和むよう工夫している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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