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エイトレッド、東亜建設工業がワークフロー「AgileWorks」導入で申請業務をデジタル化、承認期間を4分の1に短縮
■アナログ業務の見直しで全社的なペーパーレス化を推進、組織改編にも柔軟対応
エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は10月23日、同社が提供するワークフローシステム「AgileWorks(アジャイルワークス)」を導入した東亜建設工業<1885>(東証プライム)の事例を公開した。東亜建設工業は2020年に開始した業務再構築プロジェクトの一環として、全社的なアナログ業務の見直しに取り組み、紙の申請書や地方支店の稟議書承認に1か月を要するなどの課題を抱えていた。これを解決するため、建設業界で多数の導入実績を持つAgileWorksを採用したものである。
同社がAgileWorksを選定した理由は、自社が運用するリモートアクセスサービス「CACHATTO」との連携性や、頻繁な組織改編への柔軟対応力にある。導入後は全国の支店・営業所の従業員が月間3000件に及ぶ申請業務を電子的に処理しており、150種類の申請をデジタル化した結果、承認に要する期間は従来の4分の1まで短縮された。また、人事情報システムとのデイリー連携により、組織変更時のメンテナンスを不要とする仕組みを構築し、業務の安定運用を実現した。
さらに直近では、ストレージツール「Box」とのシステム連携を実現。承認後に自動で文書をBoxへ送信し、閲覧権限を個別設定することで厳密な情報管理を行っている。これにより、情報セキュリティの強化とシステム運用の効率化を同時に達成した。東亜建設工業の事例は、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の先行事例として注目される。AgileWorksは中堅・大規模組織向けに高い拡張性を備え、企業の業務効率化とガバナンス強化を支援するワークフロー基盤として導入が拡大している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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