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三井住友FG、社内AIツールにRAG技術を導入、130万件の社内文書を横断検索
■三井住友銀行で先行導入、グループ全体への展開も視野
三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東証プライム)は10月6日、社内向け汎用型AIアシスタントツール「SMBC-GAI」に、RAG(検索拡張生成)技術を活用した社内情報検索機能を新たに導入したと発表した。まずは三井住友銀行の従業員を対象に展開し、今後グループ各社への拡大を検討する。これにより、従業員が必要な社内情報に迅速かつ的確にアクセスできる環境の整備を図る。
RAG技術の導入に際しては、社内規程や業務マニュアルなど約130万件に及ぶファイル群を対象に体系的なインデックス化を実施。「SMBC-GAI」上で横断的に検索・参照が可能となり、国内企業におけるRAG活用事例として最大級の規模となる。従来の生成AIに比べ、正確性と文脈理解に優れた回答生成が可能となる点も特徴である。
同機能の実装により、「SMBC-GAI」は検索から回答生成、参照元の提示までを一気通貫で処理できるAIプラットフォームへと進化した。今後も機能強化を進め、従業員の多様なニーズに応えることで業務効率化を図り、顧客向けサービスの高度化や金融AIの応用領域拡大を目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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