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コシダカHD、子会社資産「厚木ビスタホテル」譲渡で約9億円の特別利益見込み
■経営資源の効率化と資本効率向上を目的に子会社資産を売却
コシダカホールディングス<2157>(東証プライム)は10月3日、連結子会社のコシダカプロダクツが保有する固定資産「厚木ビスタホテル」(神奈川県厚木市)を譲渡すると発表した。経営資源の効率的活用と財務体質の強化を目的とした資産見直しの一環であり、この譲渡により約9億円の譲渡益が発生する見込みだ。譲渡益は2026年8月期第1四半期連結決算において特別利益として計上される予定である。
譲渡対象となる厚木ビスタホテルは、土地面積785.87㎡、建物延床面積3,862.43㎡の規模を持つ施設で、現在は外部に運営委託されている。譲渡先は国内法人であるが、守秘義務により名称などの詳細は非公表とされた。同社と譲渡先の間には資本・人的・取引関係はなく、関連当事者にも該当しないと説明している。取締役会での決議と売買契約締結はいずれも10月3日に行われ、物件の引き渡しは10月24日を予定する。
同件の譲渡による固定資産売却益は、同社の次期業績見通しに影響を与える見込みで、10月10日に発表予定の2025年8月期連結決算短信において、2026年8月期の業績予想へ反映される予定である。経営基盤の健全化を進めるとともに、資本効率の改善を図る動きとして注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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