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【株式市場】前場の日経平均は93円高、日米の金融政策会合を前に中東情勢もあり一時290円安
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は4万4995円79銭(93円52銭高)、TOPIXは3155.56ポイント(12.80ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は10億8071万株
9月17日(水)前場の東京株式市場は、イスラエルのガザ侵攻に加え、日米の金融政策会合(米FOMC16~17日、日銀18~19日)を前に朝方は様子見姿勢があり、日経平均は反落模様で始まり一時290円安(4万4612円)まで軟化したが、トヨタ<7203>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)など主力株に強い銘柄が多く、次第に強含んで午前11時頃に131円高(4万5033円)まで上げて前引けも堅調だった。新iPhoneへの期待があるTDK<6762>(東証プライム)や投資判断の引き上げが伝えられた資生堂<4911>(東証プライム)も高い。一方、TOPIXは終始反落模様となった。
ソフト99コーポ<4464>(東証スタンダード)が買い気配のままストップ高となり投資ファンドのエフィッシモによるTOB(株式公開買付)に賛意を保留したためTOB価格引き上げの期待。ティラド<7236>(東証プライム)は急伸して高値を更新し発行株数の10%近い規模の自社株買いなど好感。カルビー<2229>(東証プライム)も大幅に出直り投資ファンドのオアシスによる保有を材料視。トップカルチャー<7640>(東証スタンダード)は再び急伸しストップ高となり四半期決算と月次動向など買う相場再燃。PSS<7707>(東証グロース)は一時ストップ高となり全自動遺伝子検査システムなどの拡大を好感。
東証プライム市場の出来高概算は10億8071万株、売買代金は2兆2492億円。プライム上場1619銘柄のうち、値上がり銘柄数は347銘柄、値下がり銘柄数は1225銘柄。
東証33業種別指数は3業種の値上がりにとどまり、電気機器、空運、小売り、が値上がりしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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