【株式市場】日経平均は4日ぶりに反落し184円安、前場一時541円高まで上げ最高値を更新

2025年9月9日 16:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は4万3459円29銭(184円52銭安)、TOPIXは3122.12ポイント(16.08ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は19億7977万株

 9月9日(火)後場の東京株式市場は、円相場が円高に転じた上、日経平均が前場に初の4万4000円をつけたあと急激に値を消したためか様子見姿勢があるようで、日本製鉄<5401>(東証プライム)やトヨタ<7203>(東証プライム)が一段軟化し、三井不<8801>(東証プライム)は次第に値を消して小安くなり、ソニーG<6758>(東証プライム)は気がつけば上げ幅を縮小など、全般調整含みとなった。日経平均は前場に取引時間中の最高値を更新したが、14時頃から小安くなり一時191円安(4万3452円)まで軟化して大引けも軟調。4日ぶりの反落となった。

 後場は、トクヤマ<4043>(東証プライム)が前場の上げ幅をほぼ保って推移し、データセンター向け燃料電池による環境負荷軽減などに期待強く、一部には日経平均採用銘柄に残留したことで安心感とされ高値を更新。トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)も前場の上げ幅を保って推移し8月の月次動向など好感され高値引け。イメージ情報開発<3803>(東証グロース)は大幅反発となり収益回復を買う相場の第2幕開始の期待。夢展望<3185>(東証グロース)は中国のSNSに8月開設した店舗好調の見方で一段と上げストップ高。岡本硝子<7746>(東証スタンダード)はデータセンター向け偏光材料など材料視され前場ストップ高に達したまま後場は大引けまで買い気配。水道機工<6403>(東証スタンダード)はベステラ<1433>(東証プライム)の設計子会社など2社譲受による業容拡大期待などで高値更新。

 東証プライム市場の出来高概算は19億7977万株(前引けは10億1401万株)、売買代金は4兆7643億円(同2兆3794億円)。プライム上場1619銘柄のうち、値上がり銘柄数は616(前引けは865)銘柄、値下がり銘柄数は952(同672)銘柄。

 東証33業種別指数は8業種(前引けは16業種)が値上がりし、パルプ紙、倉庫運輸、不動産、電気機器、空運、ガラス土石、陸運、ゴム製品、などが値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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