ソフトクリエイトHDの第1四半期は売上高が11%増加、ECサイト構築やクラウドサービスなど伸びる

2025年8月1日 17:36

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)

■計画どおりに推移し、通期予想は営業利益60億円(9.1%増加)などを継続

 ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)の第1四半期(2025年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比11.1%増の78億87百万円となり、営業利益は同3.9%増の11億8百万円と好調だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同1.3%減の8億42百万円だったが、前年同期に計上した投資有価証券売却益の反動減だった。

 ECソリューション事業では、国内市場シェア№1のECサイト構築パッケージ「ecbeing」やECクラウドサービス「メルカート」の提供などを行い、ECサイトの売上拡大施策となるビジュアルマーケティング「visumo」、レビュー最適化ツール「ReviCo」、オムニチャネル分析ツール「Sechstant」等のクラウドサービス(SaaS型)の提供も行う。ECサイト構築が伸長したことや、ECサイトの売上拡大施策となるクラウドサービス売上高が伸長したこと等により、同事業の売上高は42億87百万円(前期比7.8%増)、セグメント利益は11億36百万円(同16.4%増)となった。

 ITソリューション事業では、同社グループの独自サービス「SCクラウド」、ワークフローサービス「X-pointクラウド」等のクラウドサービス(SaaS型)提供や、セキュリティ・インフラ構築などを行い、クラウドサービスやセキュリティ・インフラ構築が伸長した。同事業の売上高は35億99百万円(前期比15.3%増)、セグメント利益は5億20百万円(前期比2.0%減)となった。

 今期・26年3月期の連結業績予想は、この第1四半期が計画どおりに推移しているため、5月に開示した業績予想から変更なしとし、売上高は335億円(前期比8.2%増)、営業利益は60億円(同9.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億80百万円(同6.5%増)を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【どう見るこの相場】「いさかい」だらけの政界と市場!選挙後の株価急騰は序章にすぎない?(2025/07/28)
【どう見るこの相場】選挙結果で政局不透明、市場は海外勢の動向と半導体活況に注目(2025/07/22)
【どう見るこの相場】観光立国日本の強み発揮、関税無縁の訪日消費が外貨獲得の柱に(2025/07/14)
【どう見るこの相場】トランプ氏「最大70%関税」示唆、日本株は4月の悪夢再来か?(2025/07/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事