ブルーイノベーションは一段高、「下水道管の点検頻度を増やす」国交省方針を好感、ここ奈良市、富田林市でも点検相次ぐ

2025年7月28日 10:56

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■2月に埼玉県で発生した道路陥没事故でもドローンによる調査を実施し話題に

 ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は7月28日、一段高となり、21%高の2709円(479円高)まで上げたあとも強い値動きを続け、2日続けて上場来の高値を更新している。ドローンによる下水管の内部検査などを行い、24日に奈良市の公共下水道での点検発表に続き、25日には大阪府富田林市での点検実施を発表。さらに、今朝は「老朽下水管の点検増加、国交省方針、基準改正も」(日本経済新聞7月28日付朝刊)と伝えられた中で「具体例として、ドローンによる撮影や、管路内の映像を基にした人工知能(AI)による劣化判定など」が列挙されたことなどを受け、一段と注目が強まっている。

 国交省は「27日までに、埼玉県八潮市での道路陥没事故を踏まえ、老朽化した下水道管の点検頻度を増やす方針を明らかにした」「より頻繁に点検する方向で基準を改める」(同)と伝えられた。ブルーイノベーションは、25年2月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故でも、当局関係機関からの協力要請を受け、屋内点検用ドローンによる下水管内調査を実施して話題になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】「貯蓄から投資へ」を後押しする高配当銘柄の魅力、証券・銀行株も安定運用の選択肢に(2025/05/16)
【株式市場特集】自己株式取得に高まる市場の期待、ETF買い終了後の「最後の防波堤」か(2025/05/26)
【株式市場特集】与野党一致の消費税減税政策、関連銘柄の投資機会が到来(2025/05/12)
【株式市場特集】年初来安値更新銘柄の決算に注目、リターン・リバーサルに期待(2025/04/28)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事