アクネ ストゥディオズ、東京・青山のフラッグシップストアを移転拡大オープン

2025年7月14日 17:16

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記事提供元:アパレルウェブ

 「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」が、2025年7月11日に東京・青山のフラッグシップストアを移転拡大オープンした。
 
 同ストアは、クリエイティブ・ディレクターのジョニー・ヨハンソンと継続的なパートナーシップを結んでいるスウェーデンの建築スタジオ、ハレロード(Halleröd)が設計。ブランドのグローバルストアの精神を継承し、東京の建築様式に影響を受けたブランドの美学とカウンターカルチャーのエネルギーを融合させた。
 
 




 3層構造のフラッグシップストアは、「アクネ ストゥディオズ」のシグネチャーカラーであるピンク色の花崗岩を用いて設計し、石材と一体化したような単色の什器によって空間に彫刻的な印象を与えている。
 
 より小さな上層階は東京のコンパクトなショップの都会的なスケールからインスピレーションを得ていて、広い地下室は、日本のマットな漆喰で静けさと柔らかさを想起させている。また以前の店舗から移設したエレベーターが、ピンク色の花崗岩で仕上げた曲線階段に沿って、各階をつなぐ。



 ショップインテリアは長年のコラボレーターであるマックス・ラムによるもので、波打つようなシートには光沢のあるピンクのパテントレザーまたはコラージュ柄の織物を張った。
 
 同じく長年のコラボレーターであるブノワ・ラロズは、各階に特徴的なカスタムメイドのストリップライトを設置。1階にはピンク色の花崗岩から削り出したモノリス型の決済デスクを配置し、地下ではステンレススチール製の照明器具がインダストリアルな雰囲気を演出している。
 
 なお、オープンを記念して、ジョニーは陶芸家の桑田卓郎氏とコラボレーションした鮮やかで型破りなアプローチを捉えた器のシリーズを制作。不完全さや無常を受け入れる「侘び寂び」と、破損や欠陥を金漆で修復する「金継ぎ」という美的伝統に根ざした桑田氏の作品は、日本の茶器に現代的な解釈を与えている。
 



 コラボレーションの一環として、桑田氏はジョニーと連携し、「アクネ ストゥディオズ」のアイコニックなアイテムを、彼の大胆で色彩豊かなシグネチャーで再解釈。カプセルコレクションには、カメロバッグ、トロンプ・ルイユデニム、そして様々なレザー小物を取り揃えた。
 
 なお、7月10日には青山フラッグシップストアオープニングイベントを開催し、国内外から多くのゲストが来場した。
 
来場セレブリティ














 
Courtesy of Acne Studios
 
「アクネ ストゥディオズ」公式サイト

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