くすりの窓口が上場来の高値を更新、日本調剤と連携し大規模マンションに「処方箋受付機」、期待高まる

2025年5月27日 11:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■処方箋を受付機で薬局に送信、オンライン服薬指導を受け調剤された薬を宅配で受け取る

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は5月27日、再び一段高となり、9%高の2650円(219円高)まで上げて約2週間ぶりに上場来の高値を更新し、午前10時30分を過ぎても2600円に迫る位置で強い相場が続いている。26日に同社が製造・販売する「処方箋受付機」を日本調剤<3341>(東証プライム)との連携で東京都内外のマンションに設置する予定と発表し、期待材料視されている。

 「処方箋受付機」の設置により、処方箋を調剤薬局に持参する必要なく、処方箋を処方箋受付機で読み取って薬局に送信し、当該薬局の薬剤師からのオンライン服薬指導を受けた後に調剤されたお薬をマンションの宅配ロッカーやご自宅前で受け取ることが可能になるとした。薬の受取りに費やしていた時間の短縮や外出による二次感染リスクを回避し、居住者の利便性が向上することを目指す。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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