岩谷産業は4日ぶりに上場来高値を更新、コスモエネHDの持分化による利益発生や液化水素の製造新拠点など好感

2024年3月28日 10:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■コスモエネルギーHDの株式を追加取得、負ののれん益、金額は現在精査中

 岩谷産業<8088>(東証プライム)は3月28日、続伸相場となり、6%高の8394円(489円高)まで上げて4日ぶりに上場来の高値を更新し、その後も上げ幅400円台で売買されている。同日の朝8時過ぎ、コスモエネルギーHD(コスモエネルギーホールディングス)<5021>(東証プライム)の株式追加取得と持分法の適用、負ののれん益の発生などを発表し、さらに新聞報道で「川崎市と愛知県豊田市に液化水素の製造拠点を新設」(日本経済新聞3月28日付朝刊)と伝えられた。各々買い材料視されている。

 コスモエネルギーHDの株式取得については、「2024年3月27日にコスモエネルギーHDの株式250,000株の追加取得を行った結果、当社の議決権保有割合注1は、20.07%になり、関連会社になった」「この持分法適用会社化に伴い、負ののれん発生益が営業外損益(持分法による投資損益)として計上する見込みであり、金額については現在精査中」と発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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