日本、中国に2-3で惜敗 銀メダル 世界卓球団体・女子決勝

2024年2月25日 10:09

印刷

 24日、韓国・釜山で世界卓球選手権団体戦・女子決勝が行なわれ、日本が中国と対戦、2-3で惜しくも敗れた。中国は6連覇を達成、日本は5大会連続の銀メダルとなり、53年ぶりの優勝はならなかった。日本は敗れはしたものの、卓球王国中国をあと1歩まで追い詰める大激戦となった。

 第1試合は15歳で世界卓球初出場の張本美和(世界ランキング16位)が、孫穎莎(同1位)と対戦、0-3で敗れる。

 第2試合は早田ひな(同5位)が東京五輪金メダリストで日本人には4年間無敗の陳夢(同3位)と対戦。第1ゲームは6連続失点などもあり6-11で落とすも、ここから11-8、11-9、14-12と逆転、3-1で勝利する。

 第3試合は平野美宇(同18位)が王芸迪(同2位)と対戦する。互角の打ち合いが続くも勝負どころで平野が押し切る展開となり、11-8、13-11、12-10の3-0で勝利、2-1と逆転する。世界ランキングの差を感じさせない勝利で日本の流れとなる。

 第4試合は早田が孫と対戦。エース対決となるも、孫の正確でミスの少ないショットに翻弄され2-11、7-11、6-11の0-3で敗れる。

 2-2で迎えた勝負の第5試合は、張本が陳と対戦。第1ゲームを11-4と圧倒する。しかし続くゲームを7-11、8-11、7-11と連続で奪われ、1-3で敗れる。

 この結果、中国が3-2と再逆転に成功、大会6連覇を果たした。

関連キーワード

関連記事