話せる車が当たり前に CESで自動車メーカーのAI関連の機能展示が増加

2024年1月13日 11:24

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記事提供元:スラド

 時事ドットコムの記事によると、家電・IT見本市である「CES」において、生成AI(人工知能)を使った対話システムを導入する自動車メーカーが相次いでいるという。この記事によれば、音声操作は既に普及していることから、今後はAIが複雑な人間の言語を理解し、より高度な対話を可能にする「話せる」車が一般化する可能性があるとしている(時事ドットコム)。

具体的な例として、ソニーグループとホンダが共同出資するソニー・ホンダモビリティは、米マイクロソフトと提携して対話システムの開発を進めていることを発表している。AIスピーカーが単なる質問への応答にとどまらず、会話を続けることができるようになることを目指しているという。

また、独フォルクスワーゲンも、ChatGPTを4月以降、幅広い車種に標準的な機能として導入することを明らかにした。デモでは、乗員が「寒い」と言うと車内温度が上がるなど、AIが乗員の要望に応じる様子が披露された。

自動車部品企業の間でも動きが見られる。独大手ボッシュは、米Amazon.com傘下のAWSと協力して、運転手の疲れを検知してコーヒー休憩を提案する音声アシスタントの開発に取り組んでいる。居眠り運転を防止し、安全性を向上させることが期待されている。

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