米宇宙軍、北朝鮮が打ち上げた軍事偵察衛星に管理番号付与 軌道投入成功と判断か

2023年11月27日 16:46

印刷

記事提供元:スラド

先日、北朝鮮が打ち上げた軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」の軌道要素を米国が公開した。米国による打ち上げ成功が確認され、人工衛星の追跡サイト「CelesTrak」は万里鏡1号にNORADカタログ番号「58400」、国際指定番号「2023−179A」を付与した。米国防総省は打ち上げの成否について現時点では「評価中」としているが、番号を付与したことで周回軌道に進入したと評価していると見られる(CelesTrakテレ朝NEWSNHK)。

この件を分析した鳥嶋真也さんのポストによると、衛星は高度512km×493kmのほぼ太陽同期軌道にあり、正常に動作しているのであれば、南から北へ通過する際には10時ごろの日本やグアムを撮影(偵察)する可能性があるとしている(鳥嶋 真也さんのポスト)。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 軍事 | 宇宙

 関連ストーリー:
北朝鮮がミサイル発射。新型ロケットでの偵察衛星打ち上げ 2023年11月22日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事