DUNLOPからSUV用スタッドレスタイヤ「GRANDTREK XS1」登場

2023年7月23日 15:48

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GRANDTREK XS1。ブラックレター側(左)とホワイトレター側 (写真: 住友ゴム工業発表資料より)

GRANDTREK XS1。ブラックレター側(左)とホワイトレター側 (写真: 住友ゴム工業発表資料より)[写真拡大]

 住友ゴム工業は21日、SUV用スタッドレスタイヤのニューモデル「GRANDTREK XS1」を発表した。9月から順次発売予定で、コンパクトSUVを対象に2サイズを展開予定だ。

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 GRANDTREK XS1は、個性的なデザインが魅力で、ポイントの1つはオフロードライクなパターンだ。これはブロック形状のパターンの一種で、深雪性能を高める。

 もう1つはサイドデザインで、片側にホワイトレター、もう一方にはブラックレターにバッドレスデザインを合わせた。好きなサイドウォールを外側に着けられるのも魅力的だ。このようにGRANDTREK XS1は雪道を走り抜ける性能と、遊び心を生かせるデザイン性がポイントである。

 雪上性能の向上では、専用パターンとプロファイルによって、グリップしやすくしている。専用パターンは、ポケット状の溝を広く取りながら配列しており、タイヤが雪をつかみやすくなってグリップ性能が高まる。

 さらにプロファイルも専用設計しており、接地面全体を生かして高い駆動力を発揮できる。接地圧の均一化で、深雪でも走り切れるしくみだ。

 ナノフィットゴムの採用により氷上性能も向上。剛性をキープしながら、氷上でエッジ効果を出せる形だ。すべりやすい路面でも、充分なグリップを期待できる。アイスバーンの凸凹があっても、ゴムの柔軟性で車をコントロールできる。

 パターン技術により、接地面積を増やして氷への密着性を強化。サイプの一部を最適な深さにして、ブロックの倒れ込みを抑える。

 リム径は16インチのみだが、偏平率の異なる2つのタイヤサイズがあり、価格はいずれもオープン。

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