東京為替:ドル・円は軟調、ドル買い後退で

2023年6月2日 12:19

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記事提供元:フィスコ

*12:19JST 東京為替:ドル・円は軟調、ドル買い後退で

2日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、139円付近から138円半ばに値を下げた。米債務上限問題の懸念は後退し、全般的にリスク選好ムードが広がりやすい。一方、米金融引き締め見送りの観測から長期金利は伸び悩み、ドル売りに振れやすいようだ。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は138円64銭から139円05銭、ユーロ・円は149円25銭から149円62銭、ユーロ・ドルは1.0758ドルから1.0766ドル。

【要人発言】
・バイデン米大統領
「できるだけ早期に法案に署名」
・植田日銀総裁
「物価目標の達成時期を具体的にいうのは難しい」
「経済の力強さを欠いた時点で引き締めに転じればかえって経済の活力を削ぐ」
「インフレ率は今年度半ばから後半にかけてかなりはっきり低下していく」
「REIT売却を含め出口局面での政策をぐア知的に議論できる段階に至っていない」

【経済指標】
・日・5月マネタリーベース:前年比-1.1%(4月:-1.7%)《TY》

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