概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はもみ合い、売買は拮抗状態

2023年5月10日 09:46

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記事提供元:フィスコ

*09:46JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はもみ合い、売買は拮抗状態
【ブラジル】ボベスパ指数 107113.66 +1.01%
9日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1071.51ポイント高(+1.01%)の107113.66で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では68が上昇、18が下落、変わらずは0。ナチュラ・アンド・コー・ホールディング(NTCO3)などの上げが目立った。

【ロシア】休場

【インド】SENSEX指数 61761.33 -0.00%
9日のインドSENSEX指数はもみ合い。前日比2.92ポイント安(-0.00%)の61761.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比0.01%(1.55ポイント)高の18265.95で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、16が上昇、12が下落、変わらずは2。 利食い売りと押し目買いが観測されており、売買は拮抗状態。ただ、過半数の銘柄が上昇している。

【中国本土】上海総合指数 3357.67 -1.10%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.33ポイント安(-1.10%)の3357.67ポイントと反落した。


中国内需の弱さが懸念される流れ。取引時間中に公表された4月の貿易統計では、人民元建て輸入が0.8%減少し、3月の6.1%増からマイナス成長に転落した。輸出の伸びは、3月の23.4%から4月の16.8%に縮小している。また、上海総合指数は前日に急反発し、約10カ月ぶりの高値水準を回復しただけに、売り圧力も意識された。ただ、下値は限定的。直近の経済指標が総じて低迷する中、当局は経済対策を強めるとの期待感が続いている。《CS》

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