東京為替:ドル・円は反落、夕方にかけて売り優勢

2023年4月18日 17:06

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記事提供元:フィスコ

*17:06JST 東京為替:ドル・円は反落、夕方にかけて売り優勢

18日の東京市場でドル・円は反落。ドル売り先行で弱含んだ後、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めを期待したドル買いで、134円70銭まで値を切り上げる場面もあった。ただ、夕方にかけて利益確定売りに押され、134円15銭まで失速した。

・ユーロ・円は146円73銭から147円28銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0922ドルから1.0970ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円134円10-20銭、ユーロ・円147円10-20銭
・日経平均株価:始値28,567.54円、高値28,698.22円、安値28,520.76円、終値28,658.83円(前日比144.05円高)

【要人発言】
・豪準備銀行4月理事会議事要旨
「短期間の大幅な引き締めに基づいて利上げ停止を決定した」
「4月の定例会合では利上げも検討」
「移民急増や公務員の賃上げが追加利上げの必要性を示し、休止はきわどい決定」
・植田日銀総裁
「金融緩和の継続で物価目標の達成に近づいていく」
「政府・日銀の共同声明、直ちに見直す必要はない」
「国債買入れは2%の物価安定目標を実現するため」
・内田日銀副総裁
「財務上で政策遂行能力が損なわれることはない」

【経済指標】
・中・1-3月期GDP:前年比+4.5%(予想:+4.0%、10-12月期:+2.9%)
・中・3月鉱工業生産:前年比+3.9%(予想:+4.4%)
・中・3月小売売上高:前年比+10.6%(予想:+7.5%)
・英・12-2月ILO失業率:3.8%(予想:3.7%、11-1月:3.7%)《TY》

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