4月10日のNY為替概況

2023年4月11日 04:10

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記事提供元:フィスコ

*04:10JST 4月10日のNY為替概況

 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円69銭から133円87銭まで上昇し、引けた。

米3月雇用統計を受けて労働市場が引き続き堅調であることが証明されたほか、NY連銀3月調査で1年のインフレ期待が上昇したため5月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が強まり、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。さらに、日銀の植田新総裁が現行の大規模緩和を当面維持する姿勢を示したため円売りも加速。

ユーロ・ドルは、1.0900ドルから1.0831ドルまで下落し、引けた。


ユーロ・円は144円49銭から145円12銭まで上昇した。欧日金利差の拡大観測を受けたユーロ買い・円売りが強まった。_NEW_LINE__
ポンド・ドルは、1.2420ドルから1.2345ドルまで下落。


 
ドル・スイスは、0.9070フランから0.9120フランまで上昇した。

【経済指標】・米・2月卸売在庫改定値:前月比+0.1%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)・米・2月卸売売上高:前月比+0.4%(予想:+0.6%、1月:+0.4%←+1.0%)《KY》

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