後場の日経平均は201円高でスタートソシオネクストやソニーGなどが高い

2023年3月17日 13:00

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27212.60;+201.99TOPIX;1952.66;+15.56


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比201.99円高の27212.60円と、前引け(27193.70円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は26910円-26940円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=133.00-10円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が上昇して始まった後も堅調で1.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数も上昇して始まった後に上げ幅を拡大し1.7%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。週末ということに加え、来週は火曜日が休場ということもあり、積極的な買いを見送る向きがある一方、金融システムへの不安が和らぎ投資家心理が好転していることに加え、ダウ平均先物が落ち着いた推移となっているほか、中国株が堅調なことなどが東京市場の株価の支えとなっているようだ。

 セクターでは、精密機器、空運業、陸運業が上昇率上位となっている一方、鉄鋼、石油石炭製品、非鉄金属が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>、SMC<6273>、ルネサス<6723>、武田薬<4502>が高い。一方、神戸鋼<5406>、東京海上<8766>、三住トラスト<8309>、三井住友<8316>、トヨタ<7203>、日本製鉄<5401>、日産自<7201>、三菱UFJ<8306>、アステラス薬<4503>、ホンダ<7267>が下落している。《CS》

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