ベルーナが銀座に複合商業施設、ホテルやスパなど4月から順次オープンへ

2023年2月6日 15:46

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グランベルスクエアの外観イメージ(ベルーナ発表資料より)

グランベルスクエアの外観イメージ(ベルーナ発表資料より)[写真拡大]

 通販大手のベルーナは、東京・銀座に複合商業施設「GRANBELL SQUARE(グランベルスクエア)」(東京都中央区銀座)を開業する。ホテル、スパ、飲食店、ナイトクラブなどで構成する施設で、4月から入居施設が順次オープンし、9月のグランドオープンを予定している。

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 グランベルスクエアは、敷地面積約1,200平方メートル。建物は地下3階、地上10階建て延べ約1万1,000平方メートルで、JR有楽町駅と新橋駅を結び、東京を代表する飲食街の1つに挙げられる銀座コリドー街の中心部に位置する。

 外装はどこか懐かしさを感じさせるクラシカルなデザイン。若い男女の出会いの場にもなっている銀座コリドー街の感度をワンランク上に昇華させ、街の回遊性を高める滞在型拠点として誕生する。

 ホテルはベルーナの100%出資子会社「グランベルホテル」が運営する「GINZA HOTEL by GRANBELL」。6~9階に102の客室を持ち、グランベルホテルグループ初のプレミアムタイプのデザイナーホテルになる。5階のフロントロビーはルーフテラス全体を取り囲む開放的な構造にし、ラウンジのようにくつろげる空間に仕上げる。客室内はアールデコ調のシャープなデザインで統一。4月24日にオープンする。

 スパは4階に入居する「SPA&SAUNA コリドーの湯」。内湯とサウナ、水ぶろ、外気浴場、ライブラリーラウンジ、リクライナースペース、ワーキングスペースなどを備え、4月10日のオープンを予定している。内観は多くの銭湯を設計している建築家の今井健太郎さんが「内観へと誘う空間」をテーマに手がけた。

 このほか、ルーフトップに位置するレストラン、シンガポールの大手と組んだナイトクラブ、飲食店なども順次オープンする。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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