日経平均は49円高、寄り後は上げ幅縮小

2023年2月2日 09:10

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記事提供元:フィスコ

*09:10JST 日経平均は49円高、寄り後は上げ幅縮小
日経平均は49円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ナスダック総合指数が2.00%上昇、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.19%上昇と大きく上昇したことから東京市場でハイテク株やグロ−ス(成長)株、半導体関連株に資金が向かいやすかった。また、このところの日経平均が200日移動平均線や75日移動平均線を上回って推移し、また、75日線が200日線を上回ったことから相場の基調は強いとの指摘もあった。一方、外為市場で1ドル=128円50銭台と昨日15時頃に比べ1円70銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、日経平均は心理的な節目とされる27500円近辺まで上昇すると押し戻される展開が続いており、短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を縮小している。《SK》

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