新興市場銘柄ダイジェスト:アクシージアは年初来高値、POPERが一時ストップ高

2022年12月13日 15:53

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記事提供元:フィスコ

*15:53JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アクシージアは年初来高値、POPERが一時ストップ高
<7072> インテM 1424 +16
大幅に反発。自社が提供する3rd Party Cookieに依存しない共通IDソリューション「IM Universal Identifier」を活用した広告プラン「ポストCookieアドネットワーク」に広告測定機能「IM ポスト Cookie Brand Lift」を追加したと発表している。Cookieの取り扱いに関する規制強化が議論される中、3rd Party Cookieに依存しない動画広告の効果測定が可能になるとしている。

<5134> POPER 811 +78
一時ストップ高。23年10月期の営業損益予想を0.72億円の黒字と発表している。学習塾業界のアナログ業務を効率化するコミュニケーションツール「Comiru」の開発・運用に注力するほか、英会話や音楽教室、プログラミング教室など顧客基盤の拡大を進め、黒字に転換する見通し。22年10月期の営業損益は有料契約企業数の増加や顧客単価の上昇などを受け、0.20億円の赤字(前期実績1.80億円の赤字)に縮小した。

<7676> グッドスピード 2227 +110
大幅に3日続伸。21年12月3日に発行した新株予約権の権利行使が完了したと発表している。今月中に472個(発行総数の7.49%)が権利行使され、4万7200株が交付された。行使完了で株式価値の希薄化懸念が払拭されたとの見方が広がっているほか、最近の連騰で株価が11月24日に記録した年初来高値(2447円)が視野に入りつつあるため、上値試しも買いを後押ししているようだ。

<4192> スパイダープラス 836 +18
大幅に反発。基本特許技術「チェックリスト指摘管理連携」を業界で初めて取得したと発表している。建設DXサービス「SPIDERPLUS」にアップロードした建築図面と施工品質管理での検査チェックリスト、チェックリストに基づく検査で指摘された事項の是正状況を連携させ、一元管理する技術。チェックリストによる検査と指摘管理がSPIDERPLUSで完結し、施工品質管理業務のDXを実現するとしている。

<4936> アクシージア 1571 +182
年初来高値。23年7月期第1四半期(22年8-10月)の営業利益を前年同期比21.8%増の3.91億円と発表している。中国市場への広告投下や同市場を主なターゲットとした製品開発を進めた結果、越境ECを含めた中国国内の売り上げが好調に推移した。通期予想は前期比11.3%増の18.18億円で据え置いた。進捗率は21.5%にとどまっているが、第1四半期の良好なスタートが評価され、買いが入っているようだ。

<4565> SOSEI 2024 +73
大幅に反発。バイオ医薬品企業のアッヴィ社との炎症性疾患及び自己免疫疾患を対象とした創薬提携で、研究段階での重要なマイルストンを達成したと発表している。そーせいグループは1000万ドル(約13.68億円)を受領し、全額を22年12月期第4四半期の売上として計上する見込み。同社は契約一時金と初期マイルストン合計で最大3200万ドル、開発・販売の達成に応じた最大3億7700万ドルのマイルストンなどを受領する権利を有している。《ST》

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