映画『ザ・メニュー』、NYプレミアイベントに豪華キャスト集結

2022年11月20日 16:45

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©2022 20th Century Studios. All rights reserved.

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  • アニャ・テイラー=ジョイ©2022 20th Century Studios. All rights reserved.
  • ニコラス・ホルト©2022 20th Century Studios. All rights reserved.
  • レイフ・ファインズ©2022 20th Century Studios. All rights reserved.

 2022年11月18日より劇場公開がスタートした映画『ザ・メニュー』。11月15日(現地時間)に米ニューヨークでプレミアイベントが実施され、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトら豪華キャスト・スタッフが登壇した。

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■サーチライト・ピクチャーズ最新作『ザ・メニュー』公開

 映画『ザ・メニュー』は、『シェイプ・オブ・ウォーター』(17年)や『ノマドランド』(21年)などのアカデミー作品賞受賞作も配給し、数々の大ヒット作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズ最新作。なかなか予約の取れない有名シェフ・スローヴィクの極上メニューを目当てに、太平洋岸の孤島を訪れたカップルを待ち受ける体験を風刺たっぷりに描く、ダークコメディ・サスペンスだ。コースメニューに隠された“サプライズ”とは?そしてシェフ・スローヴィクの正体とはーー?

 主演を務めるのは、ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』(20年)でブレイクした次世代スター、アニャ・テイラー=ジョイ。彼女の恋人役を、映画『マッド・マックス 怒りのデスロード』(15年)や「X-MEN」シリーズに出演するニコラス・ホルトが演じる。また謎多きシェフを演じるのは、映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(14年)で英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた名優レイフ・ファインズだ。

 監督は、ゴールデングローブ賞3冠に輝いたドラマ『メディア王~華麗なる一族~』のマーク・マイロッド。製作は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ドント・ルック・アップ』のアダム・マッケイが務めている。

 本作は北米においてサーチライト・ピクチャーズ史上最大規模の劇場公開を予定しており、会心の自信作であることがうかがえる。実際に、9月に映画祭で初上映されると批評家から高評価を獲得。同月にテキサスで開かれた「ファンタスティックフェスト映画祭」では観客賞を受賞している。

■NYプレミアイベントに豪華メンバーが集結

 劇場公開目前の現地時間11月15日にニューヨークでプレミアイベントが実施され、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト、レイフ・ファインズら豪華キャスト・スタッフが集結。彼らの姿を一目見ようと大勢のマスコミが駆けつけた。

 シックなスーツ姿で登場したレイフ・ファインズは、自身が演じるシェフ・スローヴィクについて「彼は素晴らしい料理体験をするために大金を払う超富裕層の顧客を抱えており、料理は高い芸術の形をとらなければならなかった。私はこの作品にシンパシーを感じていたし、彼の考えの純粋さがなんとなく好きだった」とコメント。

 一方、ディオールのブラックレースドレスで登場したアニャ・テイラー=ジョイは「高級料理派かテイクアウト派か?」という質問に対して、「私は確実にテイクアウト派」と回答。続けて「この映画を通してファイン・ダイニング(高級料理)についてより多くのことを学び、提供される料理を生み出すシェフ達の偉大さを改めて理解することもできた」と語った。

 ニコラス・ホルトはディオールのベージュロングコートを羽織って爽やかに登場し、「この映画の感想は、観た人によって異なると思う」とコメント。また「私自身、風刺映画やダークコメディは好きですが、演技をするという観点では、真実や本当の姿をあえて演じていないことが多い。登場人物の滑稽さゆえに、それらが風刺や笑いになったり、瞬間的に恐ろしくなったりするのがこのジャンルの特徴だと思う」と明かした。

 ブラックな風刺と笑いがちりばめられた極上のサスペンス映画『ザ・メニュー』は、11月18日より全国で上映中。(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る

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