サスメド 不眠障害治療用アプリの国内第3相試験結果の論文がSleep誌に発表

2022年11月14日 14:22

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記事提供元:フィスコ

*14:22JST サスメド---不眠障害治療用アプリの国内第3相試験結果の論文がSleep誌に発表
サスメド<4263>は11日、不眠障害に対する治療用アプリの国内第3相シャム対照多施設共同動的割付無作為化二重盲検比較試験結果について、睡眠医学領域の国際的トップジャーナルの一つSleepへ論文が掲載されたことを発表。

同治験は2021年5月から9月に行われ、不眠障害患者を対象に、同治療用アプリの有効性と安全性を評価した試験。

同治療用アプリは不眠障害を改善させる臨床的意義があるとともに、今後の不眠障害治療における選択肢の1つとして有効であることを意義づける結果となった。

同治療用アプリは医療機器として承認申請中であり、承認された場合、医療現場においてスマートフォンアプリの形で認知行動療法(CBT-I)が処方可能となる。また、同社は、広く医療現場に同治療用アプリを届けるため、塩野義製薬<4507>と2021年12月に販売提携契約を締結。これにより、医療現場の人員不足に伴いCBT-Iが普及していない現状を改善し、薬物依存度を減らした不眠障害治療を可能とすることが期待されている。《SI》

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