後場の日経平均は397円高でスタート、ソニーGや東エレクなどが上昇

2022年11月8日 13:00

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27925.26;+397.62TOPIX;1958.38;+24.29


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比397.62円高の27925.26円と、前引け(27879.70円)から上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は27860円~27920円のレンジで上昇基調。ドル・円は1ドル=146.60−70円と午前9時と同水準。アジア市況では上海総合指数が軟調に推移している一方、香港ハンセン指数は前日終値近辺で一進一退の展開となっている。時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移し、朝方に一時下落していたハンセン指数がプラス圏に浮上する場面も見られてきている中、後場の日経平均はさらに上げ幅を広げて始まった。心理的な節目の28000円を手前では上値も重くなる様子があるものの、強い騰勢を維持しており、28000円超えを試す動きが出てきそうだ。

 セクターでは保険・不動産・海運を筆頭にほぼ全面高となっており、その他金融と空運のみが下落となっている。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、三菱商事<8058>、三菱自<7211>、大阪チタ<5726>、東邦チタニウム<5727>、太陽誘電<6976>などが大幅に上昇している。一方、レノバ<9519>が急落しており、オリックス<8591>、NTTデータ<9613>も大きく下落している。《CS》

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