27日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、発電株に売り

2022年10月27日 16:49

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記事提供元:フィスコ

*16:49JST 27日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、発電株に売り
27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比16.60ポイント(0.55%)安の2982.90ポイントと反落した。


中国企業の業績懸念が相場を重くする流れ。全国工業企業の今年1〜9月利益総額は、前年同期比2.3%減の6兆2441億8000万人民元(約126兆円)に縮小している。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策の期待感は持続している。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、発電の下げが目立つ。大唐国際発電(601991/SH)がストップ(10.0%)安、華能国際電力(600011/SH)が9.6%安、華電国際電力(600027/SH)が5.8%安、上海電力(600021/SH)が4.5%安で引けた。


酒造・食品株も安い。青島ビール(600600/SH)が8.7%、貴州茅台酒(600519/SH)が4.3%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が6.2%、新疆天潤乳業(600419/SH)が2.3%ずつ下落した。素材株、インフラ関連株、銀行・保険株なども売られている。


半面、不動産株はしっかり。格力地産(600185/SH)が3.8%、信達地産(600657/SH)が1.9%、保利地産(600048/SH)が1.4%、新城控股集団(601155/SH)が1.0%ずつ上昇した。産業支援策が期待される。国務院(内閣に相当)は26日、不動産市場の安定的で健全な発展を維持する方針を明らかにした。そのほか、エネルギー株、医薬品株、証券株も買われている。


一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.30ポイント(0.80%)高の288.72ポイント、深センB株指数が2.02ポイント(0.18%)安の1100.71ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)《FA》

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