NY外為:ドル、金利上昇一服、12月FOMCでの小幅利上げの思惑浮上、WSJがFRBが利上げペース協議との報道で

2022年10月21日 23:13

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記事提供元:フィスコ

*23:13JST NY外為:ドル、金利上昇一服、12月FOMCでの小幅利上げの思惑浮上、WSJがFRBが利上げペース協議との報道で
NY外為市場で米金利の上昇やドル買いが一服した。ウォールストリート・ジャーナル紙は、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げの意向だが、12月FOMCの利上げペースを協議する可能性を報じた。一部FRB高官は利上げペースを懸念する一方、他の高官はインフレが想定通り低下しないことを懸念しており、意見が分かれていると報じた。11月FOMC以降、ハト派的となる可能性を織り込みドル買いが後退。短期金融市場ではすでに12月も0.75%の利上げを織り込んだため、小幅利上げはドル買いを一服させる。

ドル・円は朝方は151円95銭まで上昇後、151円07銭へ反落、151円30銭でもみ合い。
ユーロ・ドルは0.9705ドルの安値から0.9811ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.1061ドルの安値から1.1209ドルまで反発した。《KY》

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