新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオは年初来安値、スポーツフィールがストップ高

2022年10月21日 15:39

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記事提供元:フィスコ

*15:39JST 新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオは年初来安値、スポーツフィールがストップ高
<7082> ジモティー 1979 +44
大幅に4日続伸。兵庫県西宮市とリユース(再使用)に関する協定を締結し、ごみ減量に向けて不要品のリユース啓発を実施すると発表している。西宮市では粗大ごみの排出量が増加していることから、公式HPや市報、ごみの出し方パンフレットなどでジモティーを紹介し、リユース意識の向上を図る。現在、ジモティーは全国で57の自治体とリユースに関する協定を締結している。

<7094> NexTone 4330 +495
大幅に反発。9月末現在の著作権管理楽曲数が6月末から3万2275曲増加し、33万2638曲になったと発表している。特にテレビ、ラジオでの放送利用が見込めるBGM作品の新規管理が拡大し、新譜の楽曲数が5万4728曲(6月末は1万9933曲)となった。また、デジタルコンテンツディストリビューション業務の取扱原盤数も6月末に比べ3万6424原盤増加し、97万0840原盤となった。

<4592> サンバイオ 998 -220
年初来安値。国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの製造販売承認取得について、23年1月期中の承認取得はないとの判断を公表している。生産関連の審査に対するサンバイオの従前からの対応がより具体化し、時間を要することが判ったためという。SB623は、間葉系間質細胞を加工・培養して作製されたヒト(同種)骨髄由来加工間葉系幹細胞。現在、先駆け審査指定制度の枠組みの中で外傷性脳損傷に対する治療薬としての承認審査を受けている。

<7080> スポーツフィール 2250 +400
ストップ高。22年12月期の営業損益予想を従来の4.00億円の黒字から5.78億円の黒字(前期実績0.32億円の赤字)に上方修正している。企業の新卒採用ニーズの持ち直し傾向を背景に開催予定の24年3月卒向けイベント受注の進捗が好調なため。23年3月卒学生への採用需要も強く成約率が想定を上回る見通しのほか、既卒者向け人財紹介でも雇用情勢の持ち直しの動きが見込まれるとしている。

<4496> コマースワン 947 +97
大幅高。グループ会社のフューチャーショップ(大阪市)とソフトバンク<9434>子会社のSBペイメントサービス(東京都港区)が、クレジットカード決済の不正利用を検知する有料サービス「AI不正検知(アドバンストプラン)for futureshop」の提供を開始したと発表している。フューチャーショップが提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォームを活用する。店舗ごとの不正利用傾向に合わせた独自のルール設定ができるという。

<4170> KaizenPF 486 +20
大幅に反発。HR・プロモーション事業のハイウェル(東京都港区)の株式を取得し、子会社化すると発表している。当初の取得株数は700株(議決権所有割合70.0%)で、取得価額は概算5.30億円。24年10月に完全子会社化する予定。ハイウェルは人材不足に直面する企業向けにSES(System Engineer Service)事業などを展開している。子会社化で大企業向けDXソリューションの提供ラインナップなどを拡大するほか、SES事業を開始する予定。《ST》

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