東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本の円買い介入に警戒

2022年10月12日 17:13

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記事提供元:フィスコ

*17:13JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本の円買い介入に警戒

12日の東京市場でドル・円は伸び悩み。早朝に145円73銭を付けた後、円買い介入ポイントとみられる145円90銭を上抜けると上昇が加速し、146円39銭まで値を切り上げた。ただ、午後は日本政府の円安けん制で為替介入が警戒され、ドルは146円前半に失速。

・ユーロ・円は141円43銭から142円22銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは0.9683ドルから0.9733ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円146円20-30銭、ユーロ・円141円90-00銭
・日経平均株価:始値26,353.22円、高値26,495.75円、安値26,313.41円、終値26,396.83円(前日比4.42円安)

【要人発言】
・英中銀報道官
「債券借り入れ計画は14日に終了」
・バイデン米大統領
「非常に浅いリセッションの可能性がある」
・松野官房長官
「為替動向、高い緊張感をもって注視」
「過度な為替変動には適切な対応をとりたい」
・鈴木財務相
「必要があれば必要な措置を取るとの考えはいささかも変わらない」
「動きが重要。(円安水準が)どこに来たらなどということではない」

【経済指標】
・日・8月機械受注(船舶・電力除く民需):-5.8%(前月比予想:-2.8%、7月:+5.3%)
・英・8月鉱工業生産:前月比-1.8%(予想:-0.1%、7月:-0.3%)
・英・8月貿易収支:-192.57億ポンド(予想:-204.50億ポンド、7月:-193.62億ポンド)《TY》

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