12日東証プライム上場のソシオネクスは3835円(公開価格の5%高)で初値つく

2022年10月12日 10:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■カスタムSoC半導体で世界2位、富士通、パナソニックが大株主

 10月12日東証プライム市場に直接上場となったソシオネクス<6526>(東証プライム)は、取引開始から9分を経過した午前9時9分に3835円(公開価格3650円の5%高)で売買が成立し初値をつけた。その後3850円まで上げて売買されている。

 半導体のロジック分野で、自社のサービスや製品の差別化を求めるお客様に、先端テクノロジを用いて、個々のお客様に最適なカスタムSoC(特定の発注者向けに必要な機能の一部又は全てを1つに実装した半導体チップ)を提供する「ソリューションSoC」のビジネスモデルを展開している。設立は2014年9月。上位株主には富士通<6702>(東証プライム)(39.68%保有)、パナソニック ホールディングス<6752>(東証プライム)(15.99%保有)が並ぶ。

 発表によると、ソリューションSoCを含むカスタムSoCの市場規模は2021年時点で170億ドルであり、このうち自社製品にしかカスタムSoCを供給していない会社を除くと、市場規模は100億ドルで、当社グループは約8%、第2位のシェアとなった。

 業績見通しの予想為替レートは、上期を1ドル130円に設定し、下期については現在の実勢よりは円高方向の1ドル120円に設定、年間平均では1ドル125円とする。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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