日産、スカイラインを一部仕様変更 ハイブリッドは廃止

2022年9月27日 11:16

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スカイライン400R(画像: 日産自動車発表資料より)

スカイライン400R(画像: 日産自動車発表資料より)[写真拡大]

 日産自動車は22日、セダンモデル「スカイライン」の一部仕様変更を発表した。10月末に発売する。

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 スカイラインは1957年の初代誕生以来、さまざまなバリエーションを展開しながら活躍。1969年にはスポーツモデルである「スカイラインGT-R」が登場し、2007年からは「GT-R」というスポーツカーとして独立した。日産の歴史を象徴する1台である。

 今回の仕様変更では、エクステリアカラーを見直している。400Rのカラーにミッドナイトパープルを追加し、スレートグレーを廃止。インテリアでは、オプションにブラウンインテリアパッケージを追加。シックな見た目と高級感の両立がテーマだ。

 今回の一部仕様変更により、グレード体系も変更。10月末からの販売では、2WDのみ4グレードの展開となる。300馬力を出すVR30DDTTエンジンでは「GT Type SP」「GT Type P」「GT」の3つから選択可能。一方で400馬力のVR30DDTTエンジンモデルでは、400Rという上級グレードを展開する。

 またハイブリッド車は廃止となる。もともとこのタイプは予定販売数量達成を理由に、2022年5月で受注終了が決まっていた。日産はハイブリッドやEVにも力を入れているが、スカイラインではガソリンエンジンに特化した戦略になる。

 一部仕様変更後のスカイラインの価格は、456万9,400円~589万9,300円(消費税込)。

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