東京為替:ドル・円は軟調、三者会合に思惑

2022年9月8日 17:09

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記事提供元:フィスコ

*17:09JST 東京為替:ドル・円は軟調、三者会合に思惑

8日の東京市場でドル・円は軟調。米10年債利回りの持ち直しでドル買いが先行し、朝方に144円55銭まで値を切り上げる場面もあった。ただ、クロス円に連れ安し、ドルは失速。午後は財務省・金融庁、日銀の会合で円安けん制の思惑から、143円43銭まで下げた。

・ユーロ・円は144円32銭から143円37銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0015ドルから0.9976ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円143円80-90銭、ユーロ・円143円60-70銭
・日経平均株価:始値27,732.68円、高値28,083.79円、安値27,718.30円、終値28,065.28円(前日比634.98円高)

【要人発言】
・木原官房副長官
「為替の急速で一方的な動きを憂慮。高い緊張感を持って注視」
「最近のような動きが継続する場合には必要な対応を取りたい」

【経済指標】
・日・4-6月期GDP2次速報:前期比年率+3.5%(予想:+2.9%、1次速報:+2.2%)
・日・7月経常収支:+2290億円(予想:+7590億円、6月:-1324億円)
・豪・7月貿易収支:+87.33億豪ドル(予想:+146.5億豪ドル、6月:+176.7億豪ドル)
・日・8月景気ウォッチャー調査・現状判断:45.5(予想:44.9、7月:43.8)
・スイス・8月失業率:2.0%(予想:2.0%、7月:2.0%)《TY》

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