ダイオーズがデリバリーサービスに、人気レストランの冷凍食品をプラス!

2022年8月9日 07:40

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 ダイオーズ(東証プライム)がコロナ禍から「本格的な脱却」を示す、収益状況に身を移している。ダイオーズは20万軒以上の事業所向けに、「オフィスコーヒーサービス」「ピュアウォーターサービス」「クリーンケア」「定期清掃サービス」などを提供している。

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 2022年3月期の「23.4%増収、11億5000万円の営業黒字(前々期は15億4500万円の損失)、3億7800万円の最終黒字(22億5400万円の赤字)、15円の復元配」に続き今期も、「13.8%の増収(327億2900万円)、43.8%の営業増益(16億5800万円)、165.6%の最終増益(10億500万円)、4円増配19円配」計画で立ち上がった。具体的な動向は決算資料に委ねる。

 そんなダイオーズから8月3日付けで、『カラダづくりのためのタンパク質、脂質、糖質バランスを徹底的にこだわり 話題の「筋肉食堂DELI」の冷凍弁当がダイオーズミールデリバリーに新登場! 大人気のレストランの味をオフィスで手軽にお楽しみを』と題するニュースリリースが配信された。

 ダイオーズはこれまでにも『健康経営をサポート』をコンセプトに、「タニタカフェ」「MARGO」「sakura食堂」「松屋」など8社の飲食店と契約し、現在56種類の(ランチ)メニューのデリバリーを都内で手掛けてきた。が、冷凍弁当は、初。

 TANPACが運営する「筋肉食堂DELI」は店舗数こそ目下都内に5店舗だが、ここにきて急速にSNSなどでその存在感・人気が高まっている。リリースによると「日々トレーニングをしている方にとどまらず、本格的なダイエットと取り組もうという人、ボディーラインが気になり始めた人など、カラダづくりを志す人向けの美味い・高タンパク・低カロリー食を提供するレストラン」。その体に優しいレストランの冷凍弁当(12種類)を、提供していくというのだ。

 リリースには参考メニューも掲載されていた。身長170cm弱・体重60kg弱のわが身には「不必要」だが「皮なし鶏もも肉 芳醇トマトソース(255カロリー)」などは、みたからに旨そう。長らくの同居人にはもってこい(の美味しいダイエット食品)だ、と直感した。

 ダイオーズでは「筋肉食堂以外の冷凍弁当も複数取り扱う予定」とした上で、こう言及している。「当社が提供するオリジナルスマホ決済アプリ(Daiohs Pay)を使うことで、社員の負担と企業のシステム利用料(昼食補助)の組み合わせによる、社食に代わる新しい企業・法人向け福利厚生サービスの運用を提案している」。

 ワーカーに優しく企業にも有益、かつ「健康経営」をフォローすることにもなる。冷凍弁当という以上、やはり電子レンジで「チン」して食べるのでしょうね!?(記事:千葉明・記事一覧を見る

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