岡山の複合施設「杜の街グレース」、商業エリアが9月23日開業へ

2022年7月28日 16:39

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杜の街グレース商業エリアの開業イメージ(両備ホールディングス発表資料より)

杜の街グレース商業エリアの開業イメージ(両備ホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 両備ホールディングスは、イトーヨーカドー岡山店跡(岡山市北区下石井)で整備を進めている複合施設「杜の街グレース」第1期プロジェクトの商業エリアを、9月23日に開業する。オフィスエリアは2021年に先行開業し、レジデンス棟は入居が始まっているため、商業エリアの開業で全面オープンとなる。

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 杜の街グレース第1期プロジェクトは、跡地の南半分に当たる約1.7ヘクタールに複数の建物を建設している。地下1階、地上37階建て延べ約5万2,000平方メートルのレジデンス棟(岡山ザ・タワー)、地下1階、地上10階建て延べ約2万4,000平方メートルのオフィス・商業棟(オフィススクエア)、地下1階、地上3階建て延べ約2,000平方メートルの店舗棟、地下1階、地上6階建て延べ約1万3,000平方メートルの商業・ヘルスケア棟(杜の街プラザ)、地上6階建ての立体駐車場だ。

 総延べ床面積は約10万5,000平方メートルで、うち商業面積が約6,000平方メートル。このうち、オフィススクエアのオフィスエリアとレジデンス棟がオープンしており、今回は杜の街プラザとオフィススクエア1階の商業エリア、店舗棟が開業する。杜の街プラザには約2,800平方メートルの広さを持つ大型フードホールが登場するほか、3棟合計で19店舗が開店する。

 主な出店店舗は、岡山市の老舗きび団子メーカー「山脇山月堂」がプロデュースする豆腐料理の「豆と餅」、めん処の「たまうどん」、ハンバーガーの「ラスコバーガーグレース」など岡山グルメに加え、中四国初出店のベーカリー「ディーン&デルーカ」、バッグの「ブリーフィング」など。2023年春には杜の街プラザにスパ&フィットネスの開業が予定されている。

 杜の街グレースは岡山の新しい商業拠点となり、魅力的な街づくりに貢献することを目指して計画された。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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