東京為替:ドル・円はしっかり、日米金利差を意識

2022年7月22日 17:14

印刷

記事提供元:フィスコ

*17:14JST 東京為替:ドル・円はしっかり、日米金利差を意識

22日の東京市場でドル・円はしっかり。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、早朝に137円03銭まで下落。ただ、日経平均株価がプラスに転じ円売りがドルを押し上げた。その後もドルは日米金利差を意識した買いが続き、午後には137円95銭まで値を切り上げた。

・ユーロ・円は140円64銭から139円53銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.0230ドルから1.0130ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円138円60-70銭、ユーロ・円139円50-60銭
・日経平均株価:始値27,773.14円、高値27,952.25円、安値27,701.25円、終値27,914.66円(前日比111.66円高)

【経済指標】
・日・6月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+2.2%(予想:+2.2%、5月:+2.1%)
・英・6月小売売上高(自動車燃料含む):前月比-0.1%(予想:-0.2%、5月:-0.8%←-0.5%)
・独・7月製造業PMI速報値:49.2(予想:50.7、6月:52.0)
・独・7月サービス業PMI速報値:49.2(予想:51.4、6月:52.4)
・ユーロ圏・7月製造業PMI速報値:49.6(予想:51.0、6月:52.1)
・ユーロ圏・7月サービス業PMI速報値:50.6(予想:52.0、6月:53.0)

【要人発言】
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「利上げを速めても最終的な金利が高くなるわけではない」
・ミュラー・エストニア中銀総裁
「利上げがインフレを押し下げるには時間がかかる」
「利上げは成長率の鈍化を意味する可能性が高い」
・鈴木財務相
「6月の消費死者物価指数の上昇は、原油をはじめ原材料価格高騰が背景」
「景気の下振れリスクを十分注意する必要がある」《TY》

関連記事