日経VI:小幅に上昇、株価堅調だが警戒感は緩和せず

2022年7月19日 16:00

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記事提供元:フィスコ

*16:00JST 日経VI:小幅に上昇、株価堅調だが警戒感は緩和せず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比+0.09(上昇率0.42%)の21.76と小幅に上昇した。なお、高値は22.17、安値は21.35。今日の日経225先物は上昇して始まった後、午前の時間帯に伸び悩み、日経VIは上昇する場面があった。しかしその後、日経225先物は底堅く推移したことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや緩和し、日経VIは先週末の水準を下回って推移した。ただ、昨日の米株式市場で主要指数が下落するなど、米景気の先行き懸念が強くなっており、取引終了にかけて日経225先物の上値が重くなると、日経VIは再び上昇に転じ、本日を終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

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