日経平均VIは小幅に低下、株価底堅く警戒感が後退

2022年7月19日 13:52

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記事提供元:フィスコ

*13:52JST 日経平均VIは小幅に低下、株価底堅く警戒感が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.18(低下率0.83%)の21.49と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は22.17、安値は21.35。

昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の東京株式市場は取引開始時点では買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。その後、取引開始後に売りに押され日経225先物が伸び悩むと、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは先週末の水準を上回る場面があった。しかし下値を売り急ぐ動きはなく、日経225先物が再び底堅い動きとなると、警戒感は後退し、日経VIは午前の中頃からは先週末の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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