新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオは大幅に5日続伸、アイドマHDがストップ高

2022年7月14日 15:46

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記事提供元:フィスコ

*15:46JST 新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオは大幅に5日続伸、アイドマHDがストップ高
<4199> ワンプラ 2856 +500
ストップ高。シンガポール子会社が同国のGame Changer社とグローバルエリアでのブロックチェーンゲームの共同事業に関する基本合意書を締結したと発表している。Game Changer社はWeb3ゲームプラットフォームのサービス開始を予定している。ワンダープラネット子会社はGame Changer社からユーティリティトークン「Game Changer Token」の割当を受けた上で、グローバルエリア向けのブロックチェーンゲームを提供する。

<7370> Enjin 3225 +503
ストップ高。23年5月期の営業利益予想を前期比24.8%増の15.00億円と発表している。顧客のPR戦略を総合的にサポートできる事業強化を進めるため、人材採用・育成の強化などを実施する。22年5月期の営業利益は98.1%増の12.02億円で着地した。売上総利益率が向上したことに加え、人件費比率の減少で会社計画(9.32億円)を上回った。これに伴い、未定としていた期末配当金を34.50円に決定した。初配となる。

<4592> サンバイオ 1304 +123
大幅に5日続伸。3月4日に発行した新株予約権の権利行使が完了したと発表している。7月中に7500個(発行総数の10.00%)が権利行使され、75万株が交付された。大量行使で将来の株式価値の希薄化懸念が払拭されたことに加え、3月に国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの製造販売承認申請を厚生労働省に対して行っており、その結果を見越した先回り買いも入っているようだ。

<3550> スタジオアタオ 276 +29
年初来高値。23年2月期第1四半期(22年3-5月)の営業利益を前年同期比389.8%増の0.99億円と発表している。新型コロナウイルス感染拡大の影響が低減したほか、新ECサイトへの移行に伴う一時的な販売促進費のコントロールなどの影響で利益が拡大した。通期予想は前期比100.0%減の0.00億円で据え置いた。第1四半期の大幅増益がポジティブ・サプライズと受け止められ、買いが集まっているようだ。

<4192> スパイダープラス 653 -69
朝高後、大引け前にマイナス転換。基本特許技術「写真枚数表示」を取得したと発表している。建設現場で撮影した写真枚数を図面データ上に表示することができる機能。撮影した写真枚数が直感的に分かるため、検査進捗を簡単に把握することが可能になるほか、写真の撮影漏れやクラウドで共有された情報の確認漏れなど現場作業の手戻りを防止できるという。

<7373> アイドマHD 3305 +500
ストップ高。22年8月期の営業利益を従来予想の12.00億円から15.50億円(前期実績8.29億円)に上方修正している。在宅ワークの定着で主力の営業支援や人材支援サービスの受注が増加しているため。生産性向上で販管費比率が低下したことも利益を押し上げる見通し。第3四半期累計(21年9月-22年5月)の営業利益は前年同期比106.7%増の14.74億円で着地した。《ST》

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