【市場反応】米6月CPI予想上振れ、7月FOMC0.75%利上げ確率上昇、ドル買い

2022年7月13日 21:46

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記事提供元:フィスコ

*21:46JST 【市場反応】米6月CPI予想上振れ、7月FOMC0.75%利上げ確率上昇、ドル買い
米・6月消費者物価指数は前月比+1.3%と、5月+1.0%から予想以上に伸びが拡大し05年9月来で最大となった。前年比では+9.1%と、やはり5月+8.6%から伸びが拡大し1981年以降41年ぶり最大。変動の激しい食品や燃料を除いたコア指数は前月比+0.7%と、5月+0.6%から予想外に拡大し昨年6月来で最大となった。前年比では+5.9%と、5月+6.0%から伸びが鈍化し年初来最小となった。しかし、予想は上回った。

予想を上回ったインフレ指標を受けて米7月FOMCでの0.75%利上げ確率が上昇。10年債利回りは3.06%まで上昇した。ダウ先物322ドル安。

ドル買いが加速し、ドル・円は137円72銭まで急伸。ユーロ・ドルは1.0099ドルから1.0001ドルへ下落した。

【経済指標】
・米・6月消費者物価指数:前年比+9.1%(予想:+8.8%、5月:+8.6%)
・米・6月消費者物価コア指数:前年比+5.9%(予想:+5.7%、5月:+6.0%)
・米・6月消費者物価指数:前月比+1.3%(予想:+1.1%、5月:+1.0%)
・米・6月消費者物価コア指数:前月比+0.7%(予想:+0.5%、5月:+0.6%)《KY》

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