関西ペイントが一段と出直る、アフリカ事業譲渡の発表を境にジリ高傾向、自社株買いも開始

2022年7月13日 11:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■自社株買いは発行株数の11%の規模で来年6月14日まで実施

 関西ペイント<4613>(東証プライム)は7月13日、一段と出直りを強める相場となり、午前10時40分過ぎに6%高の1927円(103円高)まで上げ幅を拡げ、戻り高値を更新している。6月1日付でアフリカ事業の譲渡を発表し、翌日10%高(171円高の1628円)と急反応し、以後ジリ高傾向が続いている。6月15日からは自己株式の取得(自社株買い)を開始し、取得上限株数を発行済株式総数(自己株式を除く)の11.23%の2900万株としたことも好感されている。

 自社株買いは、2022年6月15日から23年6月14日までの予定で行い、取得上限株数は2900万株(自己株式を除く発行済株式総数の11.23%)、取得総額は500億円(上限)。第1四半期決算の発表は8月初旬の見込みで、直近3回は8月6、7、8日の発表だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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