KDDIは4%安から切り返し1.5%安前後で推移、今朝まで音声通話に利用しづらさ

2022年7月4日 12:34

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■突っ込み買いか、同業他社株を買うか、迷った様子も

 KDDI<9433>(東証プライム)は7月4日、取引開始後の4%安(168円安の4145円)を下値に切り返し、午前10時過ぎには1.5%安(63円安の4250円)前後まで持ち直している。大規模な通信障害の発生を受けて特損発生や客離れへの懸念などが言われているが、株式市場では逆張り買い、突っ込み買いが優勢になっている。投機的な見方として、こうした場合、いったんは値を戻すケースがあるため、突っ込み買いを入れるか、同業他社株を買うか、迷う場面になったようだ。

 同社ホームページの「障害情報」を見ると、(7月4日09時00分現在)「au携帯電話サービスがご利用しづらい状況について」、全国的にデータ通信は概ね回復している一方、流量制御などの対処を講じているため、音声通話が利用しづらい状況が継続しているとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【特集】株安許容度を高めている銘柄にアプローチ、市場区分再編の関連銘柄が浮上(2022/06/03)
【特集】所有期間利回りで6月末配当権利付き銘柄から9%の高利回りの海運株(2022/06/06)
【特集】投資採算割り負けで増配や自己株式取得の株式還元策付き銘柄に注目(2022/05/30)
【特集】「攻め6分、守り4分」の好業績株の個別銘柄物色にフォーカス(2022/05/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事