関連記事
IBM、ロシアの全従業員を解雇方針 日本企業から初の完全撤退も
記事提供元:スラド
IBMはロシアによるウクライナ侵略により、3月7日からロシア国内での事業を停止していた。同社は事業の停止後も現地の従業員への給与支払いをおこなっていたが、最近になって同社は事業を縮小、ロシアにいる現地従業員も削減する方針を固めたという。IBMの広報担当者によると、ロシアの従業員数は数百人ほどとされている(ロイター、日経新聞、GIGAZINE)。
この方針は、IBMのアービンド・クリシュナCEOが5月30日、社員宛に送ったメッセージにより判明した。ロシア事業は同社の総収入の0.5%と利益の2%を占めているとされているが、同社の事業全体への影響は軽微であるとしている。
また日本企業の工作機械大手、DMG森精機もロシアからの撤退を発表した。ロシア西部ウリヤノフスクの組み立て工場を閉鎖、従業員約200人を解雇したとしている。報道によれば、日本企業でロシアからの完全撤退をしたのは同社が初めてであるという。同社のロシアでの2021年度の売上高は約80億円で全体の2%程度で影響は少ないとしている(朝日新聞)。
スラドのコメントを読む | ビジネス | ニュース | IBM
関連ストーリー:
マクドナルドがロシア撤退と全店舗売却を決定、主要市場では同社史上初 2022年05月24日
スウェーデンのベアリングメーカーSKF、ロシアから撤退 2022年04月26日
インテル、ロシアでの事業を停止へ 2022年04月11日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- サラブレッド? ゲームカード・ジョイコ、地味だが凄い:酒井重工の「上方修正」のそれぞれの理由 12/23 11:57
- メドピアが調査した、産業医を導入している中小企業経営層の意識 9/ 5 16:23
- M&Aとは「時間を買う手段である」という発想 ココペリCEO近藤氏×藤沢久美氏の『社長Talk』 8/26 08:27
- 悪い円安 円安差益を差し引いても好調な外需型企業群 (下) 5/17 16:20
- 悪い円安 円安差益を差し引いても好調な外需型企業群 (上) 5/16 16:04