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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行は追加利上げ決定の公算
記事提供元:フィスコ
*14:33JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行は追加利上げ決定の公算
■上昇、上海の行動制限解除や堅調な経済指標などを好感
今週の豪ドル・円は上昇。中国・上海で2カ月ぶりに都市封鎖措置が解除され、社会・経済活動の再開による景気持ち直し期待が高まったことや、1-3月期国内総生産(GDP)は市場予想を上回ったことから、リスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りが観測された。新政権・労働党が議会過半数を確保したことにより、積極的な景気支援策が導入される可能性があることも豪ドル買い材料となったようだ。取引レンジ:90円93銭-94円58銭。
■底堅い展開か、豪準備銀行は追加利上げ決定の公算
来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は5月の利上げ決定時に、「消費者物価目標達成にはさらなる利上げが必要」と表明しており、今回6月理事会でも追加利上げが予想されている。ただ、NZやカナダの引き締めペースとの比較で慎重な印象が広がり、利上げ決定後にリスク選好的な豪ドル買いは一服する可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・7日:豪準備銀行が政策金利発表(追加利上げ予想)
予想レンジ:93円50銭-95円50銭《FA》
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