大阪金見通し:下落か、株高映し売り優勢も下値は限定的な展開へ

2022年5月30日 07:45

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記事提供元:フィスコ

*07:45JST 大阪金見通し:下落か、株高映し売り優勢も下値は限定的な展開へ
大阪取引所金標準先物 23年4月限・夜間取引終値:7540円(前日日中取引終値↑8円)

・想定レンジ:上限7560円-下限7480円

30日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落しそうだ。先週末までの2日間で米株式市場でダウ平均が1000ドルを超す大幅高となったことを受け、投資家のリスク資産選好が進むとの見方から、安全資産とされる金は売られやすくなっている。一方、金の価格決定要因として注目される米長期金利やドル相場は方向感の定まらない展開が続いており、金の下値は売りにくいとの指摘もある。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は下落しても下値は限定的な展開となりそうだ。《FA》

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